アラフォーの転職は以前は非常に厳しい・いや、難しかったと思います。

しかし、、最近の人材募集では、景気回復による人手不足ということもあり、35~45歳まで募集を見かけるようになりました

では、募集がみつかったからといって、転職は簡単になったのでしょうか?緩い感じでいって受かるのでしょうか?ネットの文書をかき集めて、ちょっと考えてみたいと思います。

アラフォーの転職希望理由は、大きく3つに集約

「転職にチャレンジできる、これが最後のチャンスかもしれない」
「家族ができた。もしくは他の理由で生活が変わったので」
「精神的、もしくは体力的に、今の会社にはこれ以上いたくない」

アラフォーの転職市場はどうなのか?

長いこと「企業の求人ニーズは35歳まで」という通説がありました。特に、リーマンショック後にアラフォーの求人市場は大打撃を受けました。しかし、2012年頃から徐々に求人数が伸び続け、現在では他の世代と比例して増加傾向にあります。

しかし、油断は大敵です。アラフォーの転職希望者は社会人としてベテランですから、当然自らの企業を見る目も厳しくなります。アラフォー向ポストが空く理由は3つ。

1.事業拡大による新規で人を採用する必要が出てきた
2.退職者によってポストが空いた
3.手足となって働く若手がいないので採用を増やした

今後も好景気が続く上で人手不足となっているため、各社の人材戦略が変わってきているということですね。

転職後に「こんなはずじゃなかった」と言わないための準備

覚悟を決めた転職ですから、失敗は避けたいところです。転職成功に向けてのチェック項目を一部紹介しますので、参考にしていただけると幸いです。

本当に転職するのが正しいのか?冷静に判断する

転職は、組織内で終了を伝える意思決定です。その前に、いきなり相手をビックリさせるより、小出しにしてみよう、ということです。もしかしたら、大きい決断より小さな負担で済むかもしれません。

あなたの転職希望理由は、会社や上司に掛け合って解決できない問題かどうかを判断、もしくは上司に相談してみましょう。部署移動ができたり、会社の制度を利用できたりして解決できる問題かもしれません。

「企業目線になって」キャリアの棚卸しをする

後にも説明しますが、アラフォーは、後輩を育成、採用に携わり、企業側の目を養ってきたと思います。そして、多くの企業がアラフォー人材にプレイングマネージャー要素を求めています。企業側に立っていた頃を思い出しながら、自身の専門性や業務内容に加え、現場でどのような問題解決ができ、どのように周囲や後輩をマネージしてきたかなど、「自分の棚卸し」をしましょう。

優先順位を付ける

こちら後に説明しますが、求職者にとって、100%満たす会社は存在しません。自分は何を優先して何を譲れるのか、順位を決めて書き出しておくと良いでしょう。転職活動を始めて1年以上決まらない人の多くが譲れないことが多すぎることが原因で、大切な機会を逃しています。譲れない箇所・譲れるところをグループ化し、シンプルにすることで、後の自分が理解しやすいようにしましょう。もし、この小さな一手間をできなければ、「自分はこだわらない」という大らかさがないと一生決まりません。

ターゲット企業を徹底的に調べる
面接時にあれもこれもすべて聞くのはとてもマイナスな印象です。企業側は面接時に、アラフォーの方が今まで積み重ねてきた文化が会社になじんでくれるかどうかを厳しく見ています。事前に調べ上げて、面接時には確認のみ、もしくは2〜3の質問に留められるようにしておきましょう。

また、社風や求人の傾向、条件なども詳しく聞きましょう。

面接対策は特攻隊にならないように

「アラフォーになって今さら面接対策?」と侮る方は多いかもしれませんが、面接間近になればなるほど、緊張してきます。そして、皆さん例外なく緊張して、しどろもどろになってしまっています

「こんな人と一緒に働きたい」と思われる素直さや前向きさ、意気込みなども表現しながらしっかりプレゼンできるかどうかは、事前の「面接対策」次第です。是非馬鹿にしないで準備、練習をしてみてください

「自分の売り方」を考える

上記でも説明しましたが、アラフォーの転職で求められるのは何か?それは、「即戦力」です。

では、次に考えるのは、自分の「売り」を明確にすることです。

自分は何ができる人間なのだろうか?
人よりどんなふうにうまくできるのか?

複数のポイントを組み合わせることで、「売り」ポイントを強化できるはずです。そこで自分のメンタルと方向性を強化しましょう。

たとえば、ITに強い営業、マーケティングもわかる経理、新規事業創出経験のあるチームリーダー、といった具合に。

最後に、これらをまとめて、言葉に出して言えるようになっておき、面接に備える。

しかし、、、現実は違いますよね。

そんなこと言われたって、、、
今までずっと同じ仕事しかしてない。
大したことしてない。
こんなことを考えてしまう人は案外多いはずです。

皆さん、冷静になってみましょう。
同じことを続けられたなら、まず、継続力・忍耐力があなたにはあります

次に、実は自分の価値は自分ほどわかりません。なぜなら、「社外から・上司からで自分のやってきたことどう受け止められるか」を知る機会はほとんどないからです。

自分の市場価値を知るためには、周りの人から客観的に見てもらうことで自分の価値がわかるので、周りに協力を仰いでみましょう。友人と話してみて、「それすごい」「ちょっとその話聞かせて」と言われるようなことがあれば、そこがポイントです。

転職をするかどうか悩み始めたら気持ちのレベルに合わせて、以下の方法で自分を整理するのも手です。

Level1:履歴書を書いて自分を整理する
Level2:定期的にエージェントに会って話す
Level3:転職する気がなくても面接を受ける

以上の方法は、転職のマーケットから見た自分を知るとても良い方法です。

転職を考えたらパートナーとも相談を。

アラフォーになれば、身軽に動けなくなっている人も大多数。結婚、子育て、恋人、介護といった社会の繋がりができているものです。

転職するにあたって優先順位は、お金、時間、キャリア、いろいろ考える必要がでてきます。仮に1人でなにもかも決めてしまうと、パートナーとのお別れ、再転職といったことになりかねません。ある程度転職の意志が固まってきたら、早めに話して、進みすぎないようにしましょう。