まずキャリアアップを考える

キャリアアップの意味を考えましょう。

キャリアとは、職業や専門的な技術を行ってきた経歴(キャリア)を高めるという事になります。どんな職業でも上流・下流があると思いますが、上流に登ることを指します。

キャリアは、スキルとは知識や訓練などで身に付けた技能とは異なることに注意が必要です。

なかなか実現しないキャリアアップ

なぜキャリアアップをしたいの?と質問たときに”今の仕事に満足ができないからキャリアあぷをしたい」 と答える人は多いですが、”では、いつするのでしょう?”と質問されても、はっきりした答えを返せない人が多いと思います。

同じように夢や理想を持っているのに、 キャリアアップを実現する人思っても行動に移せない人とはどこが違うのでしょうか?

思っても行動に移せない人の特徴は、以下の通りです。

キャリアアップといっても漠然としている→何をすれば良いかよくわからない→わからないから行動する事が出来ない

自分の仕事の何に不満を持っているのか?それに対して、どこをどう変えたいのかは人それぞれです。
まず必要なことは、自己分析です。なぜなら、自分が望んでいることがぼやけていると、 何をすれば良いのかが分からなくなってしまうからです。

自己分析をする

自己分析の大切さは、自分発見です。現状に満足できない自分を探し、その解決方法を考えに漏れがないようにして考えることです。考えの漏れがある場合は、偏った考えになるかもしれないので、以下の方法で考えてみましょう。

紙に書きだす

下記の項目を紙に書き出してみましょう。パソコンを使ってリストアップしたり、マインドマップを作って、会社の上司、業務内容、給与、自分のフラストレーションと今の不満を隠さず書き出してみましょう。まずはあなたの中にある情報全てを、アウトプットするところから始めます。

どんなときにモチベーションがあがるのか?

自分の幼少時代から現在にいたるまで、どんなときにモチベーションが上がったり、下がったりしたのかを書き出してみます。

チームで何か成果を楽しむ人もいれば、個人で成果を出すことが嬉しい人もいます。また、変化に学ぶことが楽しい人もいれば、あまり変化を好まないという人もいます。

自分の強み、弱みについて

自分が周囲からよく褒められるところは何でしょうか? 反対に、向いていない、弱みと感じるのはどこでしょう? 常にリーダータイプだった人もいれば、細かい作業が得意でミスがないという人、調整ごとが得意という人もいらっしゃいます。

面白いもので、強みと弱みでどちらか一方だけ多く答える人もいます。

日本人は控えめな文化を持っているため、強みは答えにくく弱みは沢山話せるという人が多いです。しかし、転職はアピールしていくことが重要なので、自分が他人より勝っている点を冷静に分析する必要があります。まず、紙の上で書き出すだけですので、少し誇張して自分のことを書いてみましょう

自分の未来予想図は?

今あなたは5年後、10年後どうなりたいですか?具体的なイメージはありますか?

具体的なイメージはマストではありませんが、たとえば以下はいかがでしょう。
1.あんな仕事をしていたい
2.マネジメントする立場になりたい
3.年収いくら欲しい
4.ワークライフバランスが取れる人生を送りたい

いろいろあるはずです。あまり自分のことを描きにくい人は、なりたくない自分を描くところからスタートして自分探しをするのもいいでしょう。年収○○円以下は嫌だとか、今は営業職だけど5年後も続けていきたくないとかいったものです。そこから将来のイメージがつくかもしれません。

書き出した項目の具体的な理由を書く

上記では、自分に対して浮かび上がった自分の特徴を紙に書きました。次に、ここまでで浮かび上がった自分の特徴に対する理由を明確にしていきます。「どうして?」を繰り返し、最後に原因をつきとめられるまで導きます。この時のポイントは、ポジティブな結論にまとめることです。

(1) モチベーションがあがったとき

・社内で一番になれたとき
・努力した結果、いい成果がでたとき

「どうして?」
→認められている感がある。自分が有能だと思える。

(2)モチベーションが下がったとき

・いい結果が残せなかった
・自分の悪口を聞いたとき

「どうして?」
→自分を慕ってくれる存在の喪失。自分を否定されている気持ちになる。

つまり結論は……
・自分は人に認められたいと思っている。
・常に出来る人間でありたいと思っている。

友人・キャリアコンサルタントに質問する

友人、転職エージェントに自分が考えた分析結果を見てもらい、それは正しいと思うか、仕事でどう生かせそうかなど客観的な意見をもらうことが重要です。友人より転職エージェントのほうが場数からより的確なアドバイスをもらえるかもしれません。自分で考える自分、他者が考える自分とのギャップを明確にさせます。

次に、自分の行動特性が見て、強みと弱みを導き出して整理しなおせます。最後に、あとは自己PRや転職理由などを作成する際に、自分の主観と他の人からの客観を結び付けていきます。

自己分析をした後は、「どのような会社に転職できるのか?」といったアドバイスが欲しくなります。自分の行きたい会社やイメージしている会社に強いと思われる人材紹介会社を選択するといいと思います。

求人探しと応募

自己分析を行った結果として、転職活動をすることが望ましいとわかった場合、次は希望の仕事を求めて活動を始めます。

求人の探し方は、求人情報サイトのリクナビやマイナビなどに登録し求人を探す場合もあれば、スカウトメールがくるのを待つなどがあります。

面接では、「なぜ転職したいのか?」「何ができるのか?」「将来どうしたいのか?」といった具体的な質問をされます。そこで、初めて自分自身に気づくことがありますので、こちらも自己発見の1つとして活用していきましょう。

自己分析では、どうしても自分の視点から物事を見てしまいがちですが、企業側の視点を持ったり、経営の視点を持つことが重要です。自己分析は独りよがりにならずに、他人からの目線や視点をどれだけ自分に取り入れられるかが鍵となることをお忘れないようお願いします。