会社がブラック企業なんじゃないか?なんて疑う人は多いと思います。
私が思うに、経営者を含めみんな上を見すぎて、足元を見ていないという印象です。つまり、会社は、自分の評価者ばかりを見ていて、従業員の待遇なんて困ったときに仕方なく変えていけばいい、そんな会社は多いのではないでしょうか?
会社はだれを見て仕事をしている?
会社組織の人間が上を見る。。。どういうことか?
・社長を見るのは、役員
・役員を見ているのは、部長
・部長を見ているのは、課長・チームリーダー
・課長を見ているのは、従業員
こんな具合です。つまり、みんな自分の評価者を観るだけ。だから、下の人の意見なんてあまり気にしない人間ほど出世に強いということになります。自分より立場が上の人間に”優しさ”や”人間らしさ”を求めることがありますが、これは、自分にとって望ましいことだからです。筆者は色んな上司を観てきましたが、下を気にする人はほぼいません。気にする人は出世していません。
出世の条件は、部品として自分の職務に徹する人なのです。深く考えすぎて、不満を募らせては会社員という職業にはなれません。
会社の高まる不満
会社組織でたまに不満爆発をさせる人がいます。
”自分はこんなにやっているのに、会社は気が付かないんだ!”と。しかし、冷静になって周りの意見を聞けば、”会社に自分の代わりはいくらでもいる”が答えになると思います。その解決方法は2つ。
(1) じゃぁ辞めてやる!と意固地になるケース
(2) ひたすら耐えて周囲に合わせるケース
このいずれかではないでしょうか?
会社で、”出る杭は打たれる”とか”出過ぎた杭になる”という杭になることは、もはや、退職予告と一緒です。なぜなら、やめるつもりにならないと、杭になって叩かれるように仕事をたくさんもらう、それがいやなら、ひたすら周囲を見回して仕事の能力を抑えるしかないのです。
さもないと、ボロ雑巾になるまで使われて終わりです。
従業員は消耗品という真実
これは経営者の考えによります。
本当に授業員の事を考えている会社もありますが、無頓着な場合もあります。筆者の考えですと、部門の長が気配りをする人なのか?と経営者が従業員をよく観るという2つの条件が必要だと思います。
なぜ経営者がこんな考え方になるのか?
それは、従業員の退職と入社が多いほどそうなります。体調を崩した、転職する、いろいろ退職者は出ますが、補充はして会社をうまく回すのが経営陣の仕事です。余裕がないと結果そうなるんですね。
辞めたら、次を探すだけ、そういう組織は多いのです。
悲しいけど、真実です。
人材は実は宝庫
人が不足している時代です、人材獲得が難しい時代になってきました。
人が不足した中で、退職者で仕事の量を増やされる人、仕事の幅を増やされる人もいるはずです。こんなに仕事を増やされてこの野郎!!そう思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
(A) 仕事の量を増やされた人へ
うまく効率を考えてみるのはいかがでしょうか? EXCELを勉強して効率化してみるとか。なんかITの力を借りれば、面白くなるかもしれません。
(B)仕事の幅を広げられた人へ
幅を広げたら、出る杭になります。次は、周囲に溶け込むか、次のステップ進むかはあなた次第。
次のステップに進めば、収入も増えるでしょう。
才能を秘めた人材の使い道
会社組織、、、特に日本の会社は横並びが大好き。悲しいことにあなたの才能を評価しません。評価しても無料なので言葉で評価し、報酬で評価することはあまり期待できないでしょう。
今後、人材は減る一方です。人材不足を解決するのは、海外から人が来るか、景気の落ち込みによることだけです。
会社と共に歩むか、次のステップに進むかはあなたの決断次第です。