上司と部下どっちが正しい?

上司と部下の関係は必ずといっていいほど、ぶつかる関係にあります。

上司は一人ですが、部下は複数。当然、多数決から考えると、部下の意見こそ”正しい”と考えることが多いのではないでしょうか?

上司は部下を自分の所有物として考える

筆者が何回か転職して思うのは、上司という立場は、評価者ですが、会社に雇用されている一人に過ぎませんので、所有物ではありません。しかし、評価者で相手を自由にできることから、所有者として、コントロールしてきます。

上司に嫌われたら地獄?

とある上司にあたったときです。入社時は嫌われていませんでしたが、人間性のカラーが違うので、嫌われてきました。対照的に後ではいってきた同僚Aは好かれています。

筆者:何をやっても皮肉と批判

取引先との激しい交渉をして、会社の利益のためにしたことだが、状況が不利になるとここぞとばかりに批判し始める(通称:ハシゴ外し)

同僚A:何をしても褒められる

取引先にパワハラまがい、怒鳴りつけて自分の主張を通すといた行動をする。しかし、上司は、”それぐらい言わないと彼らには駄目だよな!”そう褒めます。

いつまでの続かない関係

何をしても批判される筆者、何をしても褒められる同僚A。悔しいこと限りです。

しかし、時間が経てば状況が変わります。

筆者の逆転劇

役員への報告が年一回あります。そこで、筆者は自分の実績と反省点を述べます。ここで大切なのは、以下の通りです。

1.努力して報われたコスト削減⇒利益アップ
2.努力したが報われなかった⇒次回課題を整理し、さらに挑戦

いずれも会社の利益に貢献する普通の人がやっていない行動です。上司は、2を痛烈に批判し、1は無関心でした。役員がこれをみるなり、前期でマイナス評価を上司がつける通りにしましたが、後期では、一転、社内のグレードを上げてもらえました。上司だけに頼らないことが結果を出しました。

上司はそれ以来、筆者を攻撃することはなく、放置することになりました。

筆者はお互いに適度な距離を保つことに成功したのです。

同僚Aのその後

同僚Aは、上司の援軍を得て、業務をどんどんこなします。しかし、泥沼が待ち受けておりました。

好かれていたのは嘘だった?

上司に好かれていた分、仕事が山のように与えられました。当初は、無限に残業ができる状態で給与は跳ね上がりました。

しかし、ストレスもそれなりにかかります。彼の電話も長くなり、八つ当たりも始まり、取引先への言動も目立つようになりました。

結果、役員から注意をうけるようになりました。

そして、何か月か経過すると、電通事件が起き、残業時間に制限ができ、上司はこういいます。

”仕事は与えるが、残業はするな”

業務量が増えても仕事時間は増やすなということです。業務量は膨大に増えても仕事時間を増やすことを許しません。

同僚の残業時間が45時間を2回超えてしまい、上司は、本社の人事から叱られ、人が変わります。”仕事中にスマホなんか見るから終わらせられないのだ!”と同僚Aに迫ります。

そう、上司は都合のいいように同僚Aを使って使って、消耗品扱いし始めたのです。

同僚Aの不満と決断

同僚Aは今まで上司を溺愛していましたが、上司を嫌い始めます。最後に彼がしたのは、役員への報告時に、”業務が増えるのに非常に不満。異動を強く要望する”という極端なリクエストでした。

お互いの結果

筆者はその後、違いチームに移籍し、結果を出し続けています。

同僚Aは、役員と上司に退職・異動をチラつかせて、”人手不足なのでそんなことをいわないでくれ”そういわれて、前の調子に戻っています。

会社としては、どちらを好んだのでしょう?

自分の仕事をコツコツと行い成績をアピールする部下と思い通りにならないと自分の上司を脅す部下。

結果はすぐにはわかりませんが、どちらが正しい結果だったのか、何年か経てばわかると思います。